便利にはなったけれど…
スーパーの正月チラシといえば、「寿司・なべ・お酒」の3本立てが主流だ。といっても、元旦・2日あたりから開いているスーパーに限っての話だが。
しかし、最近のスーパーは殆ど2日には開いているし、大手スーパーは大体元旦から開けている。スーパーが開いていなくてもコンビニは開いているため、我々消費者は全く不便を感じることがない。
そこで、ふと思い当たったのが、不便がないために薄れている近所とのコミュニケーションのことだ。最近の若い世代には経験がないことだろうが、僕の子供の頃には、「奥さん、悪いけどちょっとお醤油貸して」という急な隣宅の訪問がよくあったものだ。それ以外にも、お味噌切らしてしまってとか、割り箸分けてくれないなどと言って、隣の奥さんが訪ねてきたものだ。今なら例え醤油が足りなくてストックもなければ、子供に近所のコンビニに買いに行かせれば済む。24時間開いているのだから。恥ずかしい思いをして隣から拝借する必要はないのだ。しかし、こんなに便利な世の中になったばかりに隣人との接触は減ってしまった。便利な世界と、不便だけどふれあいのある世界、どちらがいいのだろうか?
